2019年の韓国の動向(仮タイトル)

新年を迎えたのを契機に何かを始めたいと思って始めたブログです。今のところ、当時ホットな話題でありとっつき易い韓国ネタを扱っています。

日本の悪習~犯罪者の作品排除&同性婚への拒絶~

 日本(だけかは知りませんが)の悪習に対して、納得はできませんが理解できたことがあります。最近話題のピエール瀧というミュージシャンに関連した事項で、このピエール瀧氏がコカインを使用していて逮捕されたとのこと。

 別にそれ自体はどうでも良いことです。何かしらの法を犯して、それが警察に逮捕されるような内容ならどんどん逮捕してくださいという話ですので。私が納得も理解もできていなかった事象は、このミュージシャンが逮捕されたことで彼の作品まで販売停止・自主回収に陥ってしまう点でした。以前にも、何とかという役者やチャゲ&アスカなんかが逮捕されたときにも同様の事態が生起していましたね。

 本日まで、別に作者だろうが出演者だろうがミュージシャンだろうが、そういった人間が何かしらの犯罪を犯したことが判明しても、その作品を排除する理由がさっぱりわかりませんでした。これを是とする人間は、グラハム・ベルが犯罪者だったと判明したらその瞬間から電話をかけなくなるのか、ビル・ゲイツが逮捕されたらマイクロソフト製品を使わなくなるのか、どう考えてもおかしいだろうと、そう思っていました。

 しかし、以下の記事を読んで、なるほど、音楽等ではこういう事情があるのかと理解した次第です。

ピエール瀧容疑者の逮捕に「道徳が支配する国に芸術や文化は育たない」発言で“大炎上” 舛添氏を襲った“約100万の罵詈雑言”の是非 | AbemaTIMES

その実情について映画ライターの森田真帆氏は「作品自体がなくなってしまうのは、本当に正義なのか? 個人的には作品に罪はない」と疑問を呈す一方「予算が多い作品ほど製作委員会形式(広告代理店・芸能事務所・興行・制作会社・テレビ局などの複数団体で構成)がとられており、全てが満場一致でOKを出さない限り公開することはできない。監督の一存では決めることができない」と話し、「逮捕=即中止」に至ってしまう内情について説明した。

  記事の主眼ではありませんが、上で引用した赤字の部分を読んで「なるほど、大勢集まれば中には販売継続に反対する馬鹿もいるよなぁ」と思った次第です。というか、一旦できあがった作品の販売であっても、全会一致でないとダメなんですねというのが驚きでした。利益の配分は全ての権利者が受けるのは当然ですが、販売するかどうかはその権利者の中で販売したいと思う誰かの単独判断によると思っていたので。

 

 こういった件に関しては、日本人って馬鹿だなぁと思っていましたが、音楽のように権利者が複数存在する場合にはこんな事情があったのかと知り、妙に腑に落ちた今日この頃でした。

 無論、犯罪者の作品を排除すること自体は馬鹿げた自粛だと今でも思いますし、理解しただけで納得したわけではありませんが。

 

 

 もう一つ、以下の記事に関しても雑感をば。

野田聖子議員が、同性婚への支持を表明。「日本の未来をより明るくするカギになる」 | ハフポスト

 私個人としては同性愛者は気持ち悪いと思いますし、同性愛自体も大嫌い(この件に関しては最後に記述します)ではありますが、同性婚を認めるべきかと問われれば「認めるべき」と答えます。

 別に同性愛、同性婚を政府があるものとして扱ったとしても、それで同性愛者の数が増えるわけでもないですし、少子化が加速するとも考えられません。無論、同性愛者(BT含む)であることを恥じて普通の結婚をして子供をもうけている人間も一定数は存在するかも知れませんが、多分そんなものは例外であり誤差の範囲でしかないでしょう。無理に普通の結婚をしても子供を作れるのはLGBTのうち、Lと女性のT、そしてBだけだと考えればなおのことです。Lや女性のTの場合は、結婚後の子作り行為にひたすら耐えていれば妊娠・出産はできるかもしれませんが、Gや男性のTの場合は性愛の対象が男性であるため根本的に相手を妊娠させること(露骨に言えば勃起)ができません。結局、仮に同性愛者に普通の結婚を無理強いしたところで、少子化の減少に貢献可能なのは同性愛者(T含む)の半数程度(現実的には無理強いはできないので仕方なく結婚する極々少数の更に半分)なのです。

※ こういった場合の結婚相手に対しても失礼かつ不誠実極まりないですし。

 よって、同性婚を認めたところで、どこかの議員が言っているような国の危機にはつながりません。それで同性愛者が増えるわけもなく、最悪でも先述の誤差の範囲の同性愛者を母親とする出生数が減るだけです。

 なら、政府として同性婚を認め、労働者(≒納税者)であるLGBTの国民にも普通の国民と同様(相手は同性ですが)の結婚をしてもらって生活を安定化させた方が、勤労意欲の向上や生活保護受給者の減少だったりと、長期的に見て国益に叶うと思うんですよね。

 

 ただ、同性愛が正常であるという風潮は何とかして欲しいものです。一定割合は常に存在しますし別にそれが悪いわけではありませんが、同性愛は異常であるとの考えは共通認識であって欲しいと切に願います。現状、こういった話題では普通の人間のことを『異性愛者』と呼称することが多々ありますが、そこは『普通の人』や『健常者』でいいでしょうよ。相対的には確かに異性愛者ですが、その異性愛者こそが種が反映するための正常な個体なのですから。

 同性愛者は当然に存在するし同性婚を認めない政府はおかしい、これはその通りだと思います。しかし、同性愛者は悪ではありませんが生殖ができない異常個体だというのも、誰も否定できない事実であるのは確かです。