2019年の韓国の動向(仮タイトル)

新年を迎えたのを契機に何かを始めたいと思って始めたブログです。今のところ、当時ホットな話題でありとっつき易い韓国ネタを扱っています。

徴用工判決問題~いいからルビコン川を渡れ~

 2月に入って2週間以上が経過しましたが、レーダー照射事件はすっかり忘れ去られた感がありますね。認めさえしなければいずれ有耶無耶になるとの韓国の目論見通りですか。

 

 一方、韓国での徴用工訴訟(判決)には進展が見られたようです。

新日鉄住金の資産売却を宣言 面談拒否で韓国の元徴用工側 | 共同通信

「昨年から3回訪れたが、担当者の顔さえ見られず残念。これ以上待つわけにいかず、売却手続きに入る」と述べた。

 これはまあ、原告の立場からすれば当然といえば当然ではあります。前提となる韓国での判決が根本的に正義に反する間違った判決であるというのは言うまでもありませんが、正式な裁判の結果であることも事実です。この判決が韓国内においては有効である以上、勝訴した原告はその判決に則って、新日鉄からお金を払って貰う権利があると思うのも当然です。

 それなのに新日鉄が払おうとしないから強制執行にでる。まあ、自然な流れではありますね。もっとも、払うつもりはないと言っている相手に、したり顔で「どういう風に賠償金払う?」とか言いに態々日本までやってきてアピールする図々しさは、新日鉄の社員でも株主でもない私でもムカつきますが(怒)

 

 この件に関して、韓国側では以下の記事のような予想もたてられています。

「新日鉄住金の資産売却に着手」…韓日、ルビコン川を渡るのか【中央日報日本語版(2019.2.15)】

自民党内では▼半導体の製造に欠かせない「フッ化水素」など核心素材と部品の韓国輸出禁止▼韓国輸出品に対する関税の引き上げ▼韓国企業に対する税務調査強化--などの強硬策が取り上げられている。

特に、フッ化水素に関連して日本のメディアは「純度の高いフッ化水素は日本企業が独占的に生産しており、日本政府が戦略物資であるフッ化水素に対する管理を強化すれば、韓国経済の中心的な半導体産業が打撃を受けるだろう」と分析している。

日本政府が対抗措置を取る場合、韓国でも反撃措置が出るしかなく、報復と報復が相次ぐことで両国関係は回復不可能な水準にまで悪化する可能性が大きい。

 本当に日本が制裁を行ったならば、確かに引用赤字部分のような事態に陥ることでしょう(日本も小さいとは言えない打撃を受けるでしょうが、私は制裁に賛成です)。しかし、その前提となる制裁を日本が実施できるかといえば、大して期待できないのが実情ですね。先の大戦後、日本は完全に事なかれ主義で徹底した弱腰外交ですから、最近少しはマシに見えるようになったと言えどとても…

 日韓の外相が会談を行ったようですが、韓国側は相変わらずですからね。

日韓外相、徴用工で進展なし=「天皇謝罪」、日本抗議も黙殺-関係改善、糸口見えず:時事ドットコム

日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた韓国最高裁判決をめぐり、1965年の日韓請求権協定に基づく2国間協議に応じるよう重ねて要請。

慰安婦問題に関し、天皇陛下の謝罪を求めた韓国国会議長の発言にも直接抗議した。

しかし、いずれも康氏は事実上黙殺し、会談は平行線に終わった。

 韓国はもともと自分の我儘を通すことしか頭にない厚顔無恥な国ではありますが、レーダー照射事件でひたすら否認を続けたら目論見通りになったことで更に味をしめたのでしょう。

 韓国自身が手痛いダメージを受けない限りは日本に誠意ある対応を見せることは金輪際あり得ません。

 はあ、本当に「ルビコン川」渡れば良いのにと切に思いますよ。