レーダー照射事案~韓国の矛盾と破滅への展望~
本日も昨日と同様に大きな動きはなしでした。
例の動画(現在は英語と韓国語のみですが)は早くもダブルミリオンの再生を突破した模様で、少なくとも日韓両国における関心の高さがうかがわれます。
敵さんは予定通り各国語版の動画を準備中らしいので、色んな国の方に早く韓国の馬鹿っぷりを晒して欲しいと切に願っております。
反論動画、閲覧200万回突破=計8カ国語公開へ-韓国:時事ドットコム
また、同記事によると、早々に見破られていたサムネイルの捏造(注釈)に関してもあっさり認めたようです。悪いという意識はまったくないようですね。
一方、「反論動画のサムネイル(縮小見本表示)は合成画像」という指摘に関し、韓国国防省当局者は「編集されている」と認めた。
この動画関連でもう一つ。時事通信の以下の記事によれば、韓国は動画の中でこのような主張をしています。
一、韓国駆逐艦は、日本の哨戒機に向け射撃統制追跡レーダー(STIR)を照射しなかった。駆逐艦は当時、遭難船舶救助のため、探索レーダーのみ運用した。万一、追跡レーダーを作動させたなら、哨戒機は直ちに回避行動をしなければならなかった。しかし、再び接近する常識外れの行動をした。なぜそうしたのか、答えなければならない。
では、この戯言を韓国が主張していると認識したうえで次の記事(韓国に親和的な朝日新聞の記事です)をご覧ください。
レーダー問題、韓国の海軍艦艇は警告せず 回避行動なし:朝日新聞デジタル
私が言いたいことを抜粋すると…
P1哨戒機が韓国海軍艦艇に脅威を与える低空飛行をしたとして韓国政府が日本の謝罪を求めている問題で、韓国海軍艦艇はP1哨戒機に対し、警告や回避行動を取っていなかった
一体何なんですかねぇ、韓国人って。未だ見ぬ宇宙人の方が筋の通った話ができそうです。
文大統領が10日にもこの件(や元徴用工関連の不当判決等)についての記者会見を行うらしいので、次に大きな動きがあるのは10日以降でしょうか。韓国からの謝罪に(その可能性は度外視するとして)期待しながら待つとしましょう。
文大統領、10日に記者会見=日韓関係で見解表明へ:時事ドットコム
ちなみにレーダー照射事案ではありませんが、元徴用工が本当に不当な環境での労働を強いられていたならば、それに対する賠償は支払われるべきというのが私の考えです。また、賠償以外でも賃金が未払いならばそれも支払われるべきでしょう。
無論、支払わなければならないのは韓国政府だということは蛇足でしょう。そのための請求権協定です。この協定が締結された時点で、元徴用工の債権が法的に残っているかどうかといったことは日本には関係のない話であり、債権が残っていたところで債務は韓国政府にあるのです。
さらに言うなら「韓国司法が下した判決に対して韓国政府に文句を言うのは誤り」との的外れな論調もありますが、我々は韓国政府というより韓国という「国家」に対して文句を言っているのです。先述の国家間協定がある以上、一方の国でその協定に反するような(勝手に協定の例外を生み出すような)判決が確定しようが他方の国には関係ありません。国と国との約束を「国家」として守れと言っているだけなのですから。
年始休暇も本日で終わり、これから忙しくなるとは思いますが、レーダー照射事案も韓国最高裁の不当判決も興味の尽きない案件です。ひとまず10日の記者会見を心待ちにしておきましょう。
(注釈)
この記事で韓国の動画のサムネイル捏造を細かく解説されています。
韓国レーダー照射問題、反論動画サムネイルに「自衛隊機の低空飛行」見せかける加工(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース